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HENNGE、クラウド認証基盤「HENNGE One」をアップデート アフターコロナに向けてセキュリティ機能を強化

 HENNGE株式会社(以下、HENNGE)は11日、クラウド認証基盤である「HENNGE One」の大型アップデートを発表した。

 HENNGE Oneは、Microsoft 365、Google Workspace、Box、LINE WORKSなど複数のクラウドサービスへのセキュアなアクセスとシングルサインオン、メール誤送信対策、メールアーカイブなどのクラウドセキュリティサービスを提供するSaaS認証基盤(IDaaS)だが、新たにPPAP対策の「HENNGE Secure Download」、標的型攻撃対策の「HENNGE Cloud Protection」、モバイルアプリ管理の「HENNGE Lock Plus」などの機能を追加し、10月1日より提供開始する。

 代表取締役社長兼CTOの小椋一宏氏は、「東日本大震災をきっかけに、お客さまにもっとも求められているものはSaaSであることに気づき、現在はセキュリティのノウハウを中心に、SaaSの導入で困ったことを取り除くHENNGE Oneをメインビジネスとして展開している。2011年にメールセキュリティのSaaSとして登場したHENNGE Oneは、その後お客さまのニーズを取り入れる形で次々と新機能を追加し、今ではIDaaSとしてアクセスセキュリティを中心としたセキュリティスイートとして提供されている。おかげさまでユーザー数は順調に推移しており、この分野においてはトップシェアに近い位置にいると自負している」と述べた。

HENNGE 代表取締役社長兼CTO 小椋一宏氏

 SaaSを利用する企業が急速に増えている理由のひとつには、コロナ禍によるリモートワークの特需がある。これまでも働き方改革などリモートワークを導入する流れはあったものの、アーリーアダプターと呼ばれる一部の先進的な企業が中心であった。しかし、コロナ禍によって一気にリモートワークを導入する企業が増加し、あらゆる企業がSaaSを利用するようになっている。

 こうした状況について小椋氏は、「コロナ禍において緊急避難的に導入したが、使ってみると便利なサービスは意外に多い。例えばZoomなどのサービスは、誰でも一度くらいは利用したことがあるのではないだろうか。今はまだ便利なサービスをいろいろ体験している段階だが、お客さまのWithコロナ/Afterコロナの働き方をSaaSによってエンパワーメントしていくことをサポートしていきたい」と説明している。

 新たに追加された機能についての詳細は、Customer Marketing Division One Marketing Section 安孫子貴幸氏が説明した。

HENNGE Customer Marketing Division One Marketing Section 安孫子貴幸氏

 「先月IAPが発表した情報セキュリティ10大脅威のうち、初めてランクインしたのが3位のテレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った脅威だ。私物PCの利用や自宅ネットワークからの利用が増えていることが原因となっている。また、東京商工リサーチの調査によると、情報漏えいの原因はウイルス感染・不正アクセスが約49.5%、誤表示・誤送信が31.0%となっている。昨年11月には平井卓也デジタル改革担当大臣による脱PPAP宣言があり、その後民間の企業でもPPAPを廃止する動きにつながっている。こうしたコロナ禍によって顕在化したニーズを『脱PPAP対応』『標的型攻撃対策』『モバイルアプリ管理』の3つに分け、今回新機能としてリリースした」(安孫子氏)

コロナ禍によって顕在化したニーズを3つに分けて新機能としてリリース

 脱PPAP対応機能であるHENNGE Secure Downloadは、送信メールの添付ファイルをダウンロードURLに変換する。これまでもHENNGE Oneでは、誤送信を防止するため一時保留や暗号化などの機能を提供してきたが、添付ファイルをダウンロードURLに変換することで、暗号化されたファイルのパスワードが同じ経路で送られることを防止できる。また、オンラインストレージの利用では実現が難しい監査対応や証跡保存の機能も提供するという。

脱PPAP対応機能のHENNGE Secure Download

HENNGE、クラウド認証基盤「HENNGE One」をアップデート アフターコロナに向けてセキュリティ機能を強化

 標的型攻撃対策のHENNGE Cloud Protectionでは、受信メールに対してレピュテーション、振る舞い検知、サンドボックスなどの機能を駆使して、多層的に防御する。検知率の高さでは世界的に評価の高いF-Secure社のセキュリティエンジンを採用しているほか、圧倒的に低コストで導入が可能であることが特長であるという。

標的型攻撃対策のHENNGE Cloud Protection

 モバイルアプリ管理のHENNGE Lock Plusでは、iOSネイティブなモバイルアプリの認証をHENNGEにまとめることで、MFA(多要素認証)やデバイス証明書による脱パスワードに対応させることができるようになる。

モバイルアプリ管理のHENNGE Lock Plus

 なお、HENNGE Oneは機能をまとめて導入できるセットプランのほか、単機能プランも用意されているため、ニーズに合わせて自由に組み合わせることができるようになっている。

 「今回発表した新機能のほかにも、HENNGE Oneではさまざまな機能が提供されている。これらの機能を組み合わせ、お客さまにセキュアなビジネスの環境を提供していきたい」(安孫子氏)

HENNGE Oneの機能ラインアップサブスクリプション価格

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